「自分には短所や欠点があっていつもだめなんだよね、、、」
「こんな自分で生きていくのが辛い、、、」
「できぞこないの自分が嫌い!」
私はそう思いながらずーっと暗く生きてきました。
しかし、私の心が軽くなった気づきがあったのでぜひ共有したいと思ったんですよね。
「完璧なことが正解だ」となんとなく思えてしまう人にとって、新しい気づきになれば嬉しいです。
ぜひ読んでみてください。
小さな違和感から始まった気づき
私が会社員だったころ、その会社の従業員は50名ほど。
50人ほど集まればいろんな人がいるわけですが、そこでふと思ったことがありました。
それはなんなのかというと、
「なぜ、あの人は社長にあんなに好かれてるんだろう?」と不思議に思ったことがあったんですよね。

正直に言うと、その人はあまり仕事ができるタイプではなかった。
どこか抜けていて、小さな失敗が大きな問題になったり、なんだかんだ、よく周りの人にも迷惑をかけて、周りほとんどの従業員が「あの人はあまりテキパキ物事をこなせる人ではない」と周知していたんです。
しかし、そんな社員でも社長は、不思議と優しくて、「しょうがないな〜」と笑いながら、どこかうれしそうに世話を焼いていたんです。
周りの人から印象悪く判断されているのに不思議ですよね。
“完璧さ”よりどんな人を求めているのか
仕事が誰よりも早くて、正確な従業員もたくさんいたのですが、社長からしてみたら、あまり心を開いていないように見えました。
むしろ、社長からしてみたら、細かく指示を求めるタイプの人たちに、ちょっと面倒くさそうな表情を見せていました。

その光景を見たとき、
「あ!、求められているのは”仕事ができる完璧人間”じゃないのかもしれない」って。
その不完全さが人の個性、魅力となる
思い返してみると、確かになって思ったんです。
私は自分の中にある”ダメな部分”を全て隠そうとしていた時期がありました。
どんなことがダメだと思っていたのかというと、
- 迷惑をかけること
- 失敗すること
- 人に頼ること
今までダメだって思っていました。
自立しなきゃ、できる人でいなきゃ、と気を張っていたけれど、本当は「ちょっと抜けてるくらいの人」が、人を惹きつけていることがある事実に気づいて新しい発見だったんですよね。
不思議ですよね。
迷惑をかけられるのが好きな人もいる。
うまくできない姿に、どこか放っておけない可愛げや、近づきやすさを感じて、「助けたい」「関わっていたい」と思う人がいるんですよね。
何をどう思うのかは人によって違うから完璧を求める必要はない
人によって感じることは様々で、
毎月100万円のお小遣いで育ったら10万円は安く感じるかもしれない。
毎月1万円のお小遣いで育ったら10万円はすっごくありがたいかもしれない。
育った環境で価値観が変わってくるかもしれないですよね。
実は自分が良くしてやっているその行動は周りから魅力的には感じられていないこともあるかもしれません。
人って聞いてみないと本当のことはわからないんですよね。
「頼られたい」と思っている気持ちを、無視してしまうことがあるのと同じように。
「心配をかけてほしい」、「もっと頼ってほしい」と思ってくれている人もいるんです。
そう思えたら、徐々に完璧である必要ってないのかなって思うようになりました。
まとめ
全て完璧にできることを求めてしまうけど、実は「不器用さが、実は誰かの安心になっているかもしれない」
そう思えたかもしれません。
大切なのは考え方で、「出来事に対して、自分がどのように意味付けているのか?」捉え方はその人次第ってことがよくわかりました。
確かに考えてみれば、短所は裏を返せば誰かの長所になり、その逆にもなりますよね。
そう考えてみると、自分で「ダメ人間なんだ」と悪く思い込んでしまうこともできるし
「自分って天才なんだ!」って良く思うこともできる。
全て自作自演の世界なんだって。
だからあなたも、自分のことを責めなくていいんだよ。
胸を張って生きていこう!
最後までお読みいただきありがとうございました。